インドルピー円のレート表示はあっても、実際の取り扱いペアには入っていないFX会社がほとんどです。少なくとも大手どころでは見かけません。
今後のインドの益々の発展を見越して、買いポジションを増やして、利確せず、買いスワップも貯め続け、現在の100倍のレートになるのを待つのも良しと、私、常々、考えていたのですが、どうも、インド政府が、国外への資金流出規制をしているとのことで、取り扱いが無い様です。少なくとも日本国内では。でも、現在の1円79銭は、魅力的に安いレートでして、しかも、インド政府政策金利は、6.5%と、高金利です。条件的には、大変よろしいのですが、残念ながら、上記の状況です。
インド政府の上記資金規制の解除がかなえば、国内FX会社でも、早期の取り扱い開始が見込まれますが、その頃には、2桁になっている可能性があります。では、海外FX会社はどうかとなりますが、リスク満載でしょう。何かトラブルがあっても、そう簡単に会いに行けません。電話にも出てくれない可能性も捨てきれません。日本人スタッフがいたとしても。
ここは、大人しく、インドインデックス・ファンドをノーロードで、積立購入した方が近道なのかなとは考えております。信託報酬が、現行価格の0.78%でも今後のインドの発展を考えれば、安いものでしょう。その間に上記ペアの日本国内取引が開始されたらいいなと、私、思います。
この様に、様々なペアの組み立てが、FXでは可能ですが、ドル円、クロス円以外の、ペアも検討する必要があるでしょう。その場合の条件設定は、私、以下のとおりに考えております。
①1日あたりの動きが激しいが、また元に戻る。1日あたりの変動額は、50〜100pipsが理想。
②買いスワップポイントが高い。高政策金利国通貨と、低政策金利通貨のペア。
③レートの上限、下限が、ここ10年間変わっていない。上にも、下にもブレークスルーしていない。投下資金効率を上げるためにも必要な条件である。
④対象ペア2カ国とも、未来永劫、存続する国々である。ここが一番大事。ポジション保有中にどちらかの国が潰れたら、そこで、取引終了になるので。
どうでしょう、上記4条件を兼ね備えている、理想的な通貨ペアをドル円、クロス円以外で探すのは至難の技かもしれません。この意味でも、クロス円であらせられます、メキシコペソ円様は、理想的な条件を兼ね備えておられると言えます。素晴らしいペアに巡り会えましたこと、感謝の念しかございません。
今回は以上でございます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
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