以前、述べさせていただきました。円安時代の我が国日本は、輸出代金は、アメリカドルでいただきます、輸入代金は、日本円でお支払い致しますと。輸出産品・製品・情報・サービスの利益額が増加します。また、輸入産品・製品の高騰対策になります。特にエネルギー産品ですね。今後、この使い分けをして、手元利益を増やしていかないといけません。
翻りまして、メキシコペソは、対アメリカドル、間接的ではありますが、対日本円で、これからどんどん高くなります。つまり、メキシコペソ高となります。理由は巨大な北米市場に隣接していますメキシコは。中国大陸経済がズタズタ状態の今、メキシコが、対北米市場の、産品・製品・サービス・情報の供給基地となります。そして、特に、地下資源、農業資源、人的資源が豊富・豊穣です。また、第三次世界大戦が勃発したと致しましても、メキシコが主戦場になる事は考えにくいです。主戦場はユーラシア大陸でしょう。
以上の理由から、メキシコペソは、今後、確実に、高くなります。ですので、我が国の日本の今後の貿易代金決済通貨(上記の件です)とは裏腹に、メキシコの場合、輸出代金は、メキシコペソでいただく、輸入代金は、アメリカドルで支払えば良いのです。輸出相手先は、当然、メキシコペソを準備しなければなりません。メキシコ国内の民間銀行にどんどん、口座を開設、自国通貨をメキシコペソに変換して預金する事でしょう。これだけでも、重要な、メキシコペソ高要因となります。
また、アメリカから見た場合の、メキシコ経由の不法移民問題です。メキシコ以外の中南米諸国民が多いです。そこで、アメリカに渡らずに、メキシコ国内で、短期就労させつつ、就労教育を施し、母国へ送還させる仕組みが確立できれば、何の問題もございません。これは、本来、国連の仕事なんですがね。メキシコペソ高ではありますが、国内人件費を抑制できる効果も期待出来ます。面倒見るんだから、いくらか低賃金で働いていただきます。
こうなりますと、メキシコ国内経済は活況を呈し、一種のバブル経済に突入するおそれがあります。そうなりますと、当然、メキシコ中央銀行は、政策金利の引き上げを考えるでしょう。そして、実施しますと、ますますメキシコペソ円様のレートは爆上げとなり、レートが、二桁、いや三桁もあっと言うまでしょうと。私、そう考えています。
今回は以上でございます。今後とも何卒、よろしくお願い申し上げます。
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