私の、金融商品に関する考え方。

 インデックスファンドは内容がシンプルでごまかしようがないのですが、様々な対象へ投資しているタイプの投資信託が、世の中にはごまんとあります。疑えば切りがないですが、該当ファンドの目論見書どおりに、その内容通りに投資が実行されているかどうかは、投資信託を買う側からしてみたら分からないのです。現物の証券を確認する術もありませんし。だから、いくらでもごまかせるのです。監査法人がいても何の役にも立ちません。過去、企業の粉飾決算事件はたくさん発生しております。当然顧問監査法人が存在していましたが、何の役にも立ちませんでした。社外監査役がいてもです。投資信託の世界でもその様な状況が放置されてはいないでしょうか。この業界規律が相当におかしくなった時期が先のリーマンショックだったのです。「良い肉で作ったハンバーグに、実は悪い肉を混ぜていた。しかも相当量」この表現が全てを表しています。

 いかなる金融商品でもそうですが、稼ぎ方がシンプルでその中身が第三者から見て簡単に理解できるもの以外は手を出してはいけないと考えます。特に個人投資家は。

 したがいまして、FXの世界におきましても、単純明快なリピート型自動売買、自己責任の裁量取引以外は、お若い方はともかく、私の様な年齢以上の方々は、遠慮すべきと考えます。老後を考え、元本防衛重視で行かなくてはいけません。AIやロボットによる自動売買では、全く中身のロジックが見えてきません。そこが売りなのかもしれませんが。

 今回は以上でございます。今週もよろしくお願い申し上げます。

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