某損害保険会社社長辞任の件。不正取引金額分を既存保険加入者へ還付すべきです。還付終了後、辞任なさればよろしかったのに。

 表題で、私の申し上げたいことは、凝縮されています。例の、中古車売買会社と上記保険会社との不正取引の件でございます。社長を辞めれば済む話ではございません。不正取引金額分は、既存保険加入者へ、還付して、この件、ようやく、一見落着です。その分、全体の払込み保険料金額にまぶされてきたのですから。

 この社長の記者会見でまずいのは、不正取引を自分の判断で容認していた旨の発言をしています。これは明らかに犯罪を認めてしまった訳で、刑事被告人になる可能性も大いにあります。少なくとも、株主からの訴訟案件には十分すぎます。

 まじめに、保険料を支払ってきた方々へ、お詫びも込めて、還付金をお支払いする。ここまでやらなければけじめがつきません。

 どうも、税金といい、保険料といい、国民または顧客からの大事な大事な預かり金であると言う概念が、かなり薄れてきています。だから、平気で、税金の無駄遣いをするし、保険関連の不正取引も横行するのです。

 近年、自賠責保険はさておき、任意保険の保険料が、じわじわ上がってきているなと、私、思っていたのですが、この様なからくりがあった訳です。

 そこでです、金融庁は何をやっていたのでしょうか。仕事をしていませんね。遅きに失してはいますが、該当保険会社の問題案件を徹底的に洗い出し、会社整理させるくらいの意気込みで、今回の件は、追い込まないと、「あんたたち何やってんの」と、一般国民から言われてしまいますよ。

 そして、あの中古車売買企業会社です。未来は無いことは確かです。

 今回は、以上でございます。今後とも何卒、よろしくお願い申し上げます。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました