2026年4月28日〜5月27日までの、政府・日銀による為替介入実績は、11兆7349億円でした。約12兆円です。過去最大の介入額でして、過去の実績額が、全然、参考になりませんでした。
4月28日〜4月30日までで、6兆円を費やしたとの情報に関係各位が触れ、これで、今回の介入は、終了だと判断していたのです。前述のとおりでございます。過去実績額から推察しての判断でした。この3日間で6兆円です。つまり1日平均2兆円使いました。でも、アメリカドル円、4月30日の日足をご覧下さい。当日高値160円72銭、同安値は155円55銭でした。高安差5円17銭です。4月28日、29日の高安差は、1円に満たず、たいした事はございません。おそらくではありますが、4月末の為替介入6兆円は、この30日の1日間に全振りしたのではないかとの推測が為されます。ですので、1日に6兆円の為替介入を実施致しますと、5円17銭の高安差、振り幅が発生しますと。これは、今後、重要な、覚えておくべき数字となります。
さて、残り5兆7349億円です。5月6日の日足をご覧下さい。4月30日の日足ほどではないですが、大陰線です。高値157円93銭、安値155円01銭でした。高安差2円92銭です。アメリカドル円日足、5月に入りましての陰線は、上記5月6日、5月8日、5月20日、5月28日の4日だけです。しかも、5月6日以外のそれらは、高安差、1円にも満たなかったです。ですので、推測の域は出ませんが、5月の為替介入は5月6日だけだったのではないかと。しっくりは来ます。でありますれば、残り5兆7349億円を、5月6日、1日だけで使い果たしてしまいましたとなります。上記金額で、たかだか、約3円の高安差です。おそらくではございますが、5月に入っての、同ペア上昇トレンドに相殺されてしまった状況です。でも、5月6日は本邦、憲法記念日で、祝日でした。もっと、荒れて、つまり、1日あたりの高安差が発生しても良さそうなものなのにと、お感じの方々も多い事でしょう。これは、海外勢のアメリカドル買いが、旺盛であったと。それだけの事です。まとめますと以下のとおりです。
◯4月30日アメリカドル円高安差5円17銭① 推定介入額6兆円②
②÷①=1兆1600億円の介入原資で、1円の変動です。
◯5月06日アメリカドル円高安差2円92銭③ 推定介入額5兆7349億円④ ④÷③=1兆2790億円の介入原資で、1円の変動です。
つまり、アメリカドル円を人為的に1円動かそうと思ったら、1兆2790億円〜1兆円1600億円の原資が必要となるとの答えが導き出されます。ですので、今後、為替介入時は、余裕を見て、覚えやすく、1円あたり1兆6千億円と見ておけばよろしいのです。
上記内容は推測です。4月30日の介入実績は、まあ、大体合っているでしょう。5月に入ってからの介入実績、いや、5月6日に、集中介入はしていないんじゃないかとの向きもある事でしょう。でも5月の各日足をご覧下さい。そうだと致しましても、全然効果が無かったのが観てとれます。小出しで介入したのかも知れません。単なる円転行為ですね。
ですので、注目すべきは、4月30日の数字となります。1兆1600億円で、1円の変動です。今後、為替介入がありますれば、この数字、大いに参考になります。
さて、それでは、今後、果たして、為替介入があるかどうかですが、少なくとも、今回の為替介入、費用対効果は全然認められませんでした。ただ、単に、瞬間的に市場を荒らしただけです。当然ですが、内外から、政府・日銀へ対してのクレームが発生しています。今週の国会でも当然、野党から、採り上げられるべき議題です。大問題になるかも知れません。そりゃそうでしょう、約12兆円使って、何の成果もなかったと。しかも、外貨準備高および外為特会は、日本企業ならびに、日本国民が、事業または投資で、稼いだ外貨を円転した後の外貨残高です。もともと、政府・日銀の金ではないのです。人様の金を、勝手に無断で、ばくちに使った様なものです。
為替介入の手伝いをした、銀行にも類がおよびます。どこが、手伝ったのか、記録を見れば一目瞭然です。該当銀行、通常取引に支障を来します。優良顧客を相当数、手放す事になるでしょう。
ですので、当分、再びの為替介入は無いと、誰しもが考えるでしょう、そう思うでしょう、ところが、本邦の役人どもは相当なへそ曲がりでして。だからこそ、役人になったのです。そもそも、民間企業では使い物にならないから、役所へ入省したのです。はっきり言います。また、近々やるでしょう。やるでしょうが、財務大臣何やってんだと言うことになりますので、役人の暴走を最後の最後で次回は止めることになります。
一番効果的なのはですね、昨日から、私、申し上げておりますとおりです。今週の国会で、最優先の議題にして下さい、今回の為替介入の件です。政治の力で止めなければいけません。財務省事務次官、担当官、日銀総裁、日銀幹部、今回の為替介入の手伝いをした銀行頭取を国会喚問して下さい。ぎちぎちに締め上げて下さい。そして、こいつら、すべからく、頭のすげ替えを即刻実施です。
今回は以上でございます。今後とも何卒、よろしくお願い申し上げます。

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